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有田焼 福泉窯 染付割地紋菊割長角六寸皿






日本人にとってのブルー。

それは涼やかな浅葱色を思い浮かべたり、紺碧の空に例えられたり。
海の深い輝きに瑠璃色を見たり。
日本の伝統色で分類される青系は60種類以上もあるのです。

有田焼の染付に見られる呉須(ごす:コバルト系の顔料)の色は
作品に合った絵の具の配合や職人の筆遣い、
釉薬による仕上げが如何様かでブルーの表情が変わってきます。











そして、福泉窯さんの染付にも、丁寧に描き込まれた染付の中に
いくつものブルーを見出せます。

特に濃(だみ)と呼ばれる工程で、
絵筆に含ませた色を熟練の技で見事に下絵を浮かせたり
濃く寄り添ったりと、自在な表現に生まれ変わるのです。

この「染付割地紋菊割長角六寸皿」にも随所にその技が見られます。









菊の花びら型に広がった立体感のある立ち上がり。
そこへ巧みに紋様が描かれ、そのひと筆ひと筆に
伝統の技と思いが伝わる、ブルーの迫力。

福泉窯さんは絵付け職人を時間をかけ大切に育てられ、
日々描かれるうつわが、完成に至るすべての工程で
決して気を抜くことのない連携をとられています。
たゆまぬ努力でこの一枚は完成されるのです。


有田の伝統が今に生きているかは
テーブルセッティングをしてみるとよくわかります。
おうちごはんで使ってみましょう。







お肉をカジュアルに盛りつけてもよく合いますね。
使い勝手の良い長角のバランスで、盛り付けしやすく
風格たっぷりなのに今っぽいシルエットです。

そして、私が大好きな「お野菜の素揚げ」にも使いました。
色とりどりでいただくと、とってもごちそうに思えます。
シンプルなメニューほどリッチに、なんてうれしいですね。







日本の食卓には染付がよく似合います。



青の持つ折り目正しい清々しさ。
それは日本人の持つ礼節のあらわれかもしれません。

自身のスタンダードにこの一枚があれば
移り行く時代の変化も越え、
豊かで美しい食卓を手に入れることができそうです。


みなさまの食卓にも JAPAN BLUE を。




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